フロントフェンダーのプレスライン部にできた大きな縦型の凹みのデントリペア動画です。歪をいれると全長20cm近く　有りました。おそらく隣に止めた車のドアが強く当たったのだろうと思います。

凹みの影響で盛り上がった部分を叩き落して、凹みのハリというかテンションを抜いていきます。ひたすら叩いていく事でテンションが抜けて裏から押した時に凹みが治りやすくなります。

フロントフェンダーはライナーをはぐると比較的容易にツールアクセス可能なので、裏から突いていきます。デントリペアは小さい凹みも大きい凹みもライトの陰影を見ながら修理するのですが、景色の映り込みなども見ながら精密に突いていきます。

突きながら、叩いてテンションを抜きながらをひたすら繰り返していきます。

凹みが深い事とプレスライン部の固さが邪魔をするのですが、地道に突いていきます。

一旦磨きをして、表面を整えて映り込みを確認しながら作業を進めます。

遠目に見るとまた違って見えるのですが、仕上りはどこから見ても違和感なく仕上げる事が必要なので、いろんな角度いろんな距離で見ていきます。キズのつかないハンマーで直接叩くこともあるんです。

下からだけではなく上からもツールをアクセスさせています。そろそろ仕上げ段階ですが、ライトを外して景色の映り込みを確認したり、またライトを点けて違和感確認したりを繰り返し、仕上ていきます。