鈑金の桃太郎トップ > 料金 > デイズの塗装修理

鈑金の桃太郎の料金

修理事例|デイズの塗装修理

ニッサン デイズ

カラー シルバー
修理箇所 助手席ドア
破損状態 浅い凹みとキズ
修理工程 塗装修理
修理日数 1〜2日
修理代金
50,000円程度〜(税込)
ご要望に応じて修理内容も相談可能です
  • 無料見積りはこちら
  • 修理事例一覧へ

損傷は浅い凹みとキズですが、30cm×30cmほどの範囲に及んでいます。今回は鈑金を行って凹みを修正したのち、再塗装を行います。

サンダーを使用して、キズが平らになるように均一に削っていきます。すると凸っている部分(高い部分)は削れ、凹んでいる部分(低い部分)は削れずにパネルの凹凸が見えてきます。

均一にサンダーを当てる事で、高い部分は削れていくのですが、パネルを均一に修正するためにハンマーで叩いて修正していきます。この作業が「鈑金」と言われる作業です。

肌色っぽい楕円形の模様が見えますが、周囲と比較して高い部分です。「研ぎ」と「叩き」で平らなパネルに仕上げていきます。

エアブローで粉塵を清掃し、脱脂作業を行います。修理箇所の凸凹の比較的大きい部分には鈑金パテと言われる少し厚付け可能なパテを塗布し、平らに整形していきます。

パテは乾燥機を使用してしっかりと硬化させてることが必要になります。その乾燥時間を利用して「調色」という作業を行います。

作った色と現車の色を比較する部分の清掃を行い「AI調色機」で色を測定します。新津本店工場では最新鋭の「AI調色機」を使用しています。積み重ねた経験と知識にプラスして、AI知能の力を借りて数値化、データ化し、より精度が高くスピーディーです。

「AI調色機」で測色されたデータはインターネット経由で数値化され、数値化されたデータによって配合していきます。使用塗料は国産ブランドの「関西ペイント」です。

一つのカラーにはおおよそ10色近い原色が配合されています。パソコンに接続されたデジタル計量器でコンマ1gまで正確に計量していきます。配合が完了したらしっかりと攪拌します。

調合した塗料を、本番となるべく同じ仕様でテストピースに試し塗りします。乾燥した状態での比色が不可欠の為、専用の乾燥機でしっかりと乾燥します。

乾燥している間にパネルのパテ研ぎを進めていきます。手に伝わるわずかな歪を捉えながら、平らに修正していきます。徐々に研削ペーパーの番手も変えながら、滑らかな仕上がりになるように整えていきます。

パテ修正が完了したら、サフェーサーという下地塗装を密着させるための下地処理をサンダーで行います。この作業が中途半端だと後々塗装剥がれ等に繋がるのでしっかりと行います。

マスキングを行い、サフェーサーを塗装します。この塗料は塗装前の下地塗装で、密着不良や上塗りの吸い込みなどを防止したり、発色を良くしたりする役割が有ります。

サフェーサーを乾燥させながら、調色の続きを行います。自然光で確認したり、専用ライトを当てて確認したり、正面から見たり斜めから見たりして確認し、微調色を行います。どれだけ調色しても新車と同じ100%は再現できず、塗装環境の微妙な変化が発色に影響する為、隣のパネルも一緒に塗装する事で色違いを防ぎます。

塗装の密着を向上させるための下地処理の「足付け」を行います。分かりやすく言うと、わざと細かい傷を付けて食いつきを良くします。すみずみまでしっかり処理を行わないと塗装剥げの原因となります。

サフェーサーの下地は、パテで平らに仕上げた表面を、更に平滑な面になるように仕上ていきます。下地が出来栄えの80%を決めると言われており、この作業が良い仕上がりの決め手となります。

「塗装ブース」に移動してマスキングを行います。「塗装ブース」は上から下に空気が流れており、埃などの上昇と付着を予防し、とても明るく作業しやすく、仕上り品質向上に大きく貢献します。

塗装前に最終脱脂作業とタッククロスという粘着質のクロスで埃などを除去します。更に静電気を抑える特殊なクロスで静電気によるごみの付着を防止します。

塗装スタートです。まずは馴染みをよくするボカシ剤を全体に薄く塗装し、調色したカラーをサフェーサーが見えなくなるまで塗り重ねていきます。

メタリックの斑などに注意しながら、徐々に塗装を広げてボカシていきます。サフェーサーが透けていない事、メタリックがきれいにボケているかを確認し、トップコートクリヤーを塗装していきます。最終コートは隣接のパネルと質感を合わせるように意識して塗装します。これを「塗肌を合わせる」と言います。

塗装が完了したら「塗装ブース」の中で焼付します。焼付乾燥後の車両を外に出してチェックします。良いですね!!

いくら塗装ブースといっても埃やブツはどうしても混入してしまいます。そうした異物を専用カッターで除去し、カッターキズなどをペーパーを使用して除去していきます。

番手を上げて、コンパウンド磨きで消えるレベルにします。

ポリッシャーで磨いていきます。細めのコンパウンドで少し肌調整を行い、磨き時の細かいスクラッチキズなどを仕上用コンパウンドで最終仕上げをします。

作業完了

最期に分解したパーツを組み付けて、作動チェックをしたら完成です。洗車をしたのちにご主人様のもとに納車となります。当社のご予算に合わせたオーダーメイドプランでは、ご要望に応じて作業内容を変更し、価格や納期に柔軟に対応します。ぜひご相談ください。

  • 無料見積りはこちら
  • 修理事例一覧へ